【修理エンジン編】ベスパ50Sの腰上オーバーホールとクラッチ整備|K.B.SCOOTERS

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修理 延長編

【修理 延長編】
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【修理 試運転~修理完了編】

試運転チェックから最終整備までの流れをまとめました。

↑からの続き

修理が終わり納車させていただいたのですが、すぐに出戻り。
旅立つ時は調子が良かったのに、納車した途端に調子を崩す。
レッカーで引き取りに行った際は調子が悪く、トルク感がなく吹け上がりもよくない。
っが、持ち帰ってきてみたら、調子が良い。
幸い、一瞬ですが調子が悪い症状を見れていたので、その時の感じから燃料系統のトラブルかな?と判断してキャブレターを

チェックしてみたら、内部にゴミ。
結構な量のゴミが混入していました。
小さなカスもあれば、そこそこ大きなゴミも。
小さなカスが混入した原因は、

タンクの底の方で薄っすらと固まっていた固形化したガソリンが剥がれて細かいゴミとなって混入。
大きなカスが混入した原因は

以前、誰かの手によりオーバーホールされた際、キャブレター各所、合わせ面すべてに塗られていた液体ガスケットがガソリンに溶けてキャブレター内部に入り込んだカス。
キャブレターを組む際は液体ガスケット使うと、碌な結果になりません。
塗らないで組むが正解。

タンクは、溶剤を中に入れ固形化したガソリンを溶かす作業。

フューエルコックはオーバーホールして再利用するつもりだったですが、真鍮パイプに腐食が見つかり交換となりました。

キャブレターは、液体ガスケットを全て剥がし、キャブレタークリーナー漬けおいて洗浄。
組み上げて

ガソリンを流し、オーバーフローテスト。
合格となり、車体に組み込み

試運転。
今回は、近所の坂道多いコースをグルグル回り

そこそこの傾斜のある坂を、ゼロ発進で助走を付けずに登るテスト。
結果は

合格。
今度こそ、OK。
今回の敗因は、普通に調子良かったのでチェックしなかったキャブレター、ダメでしたね。
チェックしなかった事を反省。
といっても、調子が良い車両なのにキャブレターをオーバーホールとかは中々できないな。
どこまでチェックするか。
その判断が難しいですね。
これが、中古車整備となれば片っ端からバラシてチェック、不具合あれば修正して組み直すんですが、お客様に依頼された修理作業となると、調子が良い限り余計なところは触れない。
触れば触るほどお金が発生してしまいます。
その辺がもどかしいところなんですが、今回、少しでも様子がおかしければキャブレターオーバーホールも最初のお見積もりの中に入れていたんですが、普通に調子良かったからな~。
ほんと、どこまで見るか、それだけですね。
こんな感じで、延長戦になってしまいいましたが、こんな時もある、といった感じの修理作業となります。

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