抜けて削れて悲しい光景

今日は、オーナ様からOKもらったPのエンジンを

洗浄したり
下拵えしたりな作業からスタート。
パーツが揃ったら一気に組み上げられるようにしといたところでお次の作業。

指差すところから圧縮漏れ起こしているベスパ50ｓのエンジンオーバーホール。
なぜそんなところから漏れているのか。
開けてみたら疑問解決。
ガスケットがずれて組まれていたという悲しい感じ。
悲しいのはそれだけではなく
異物混入したようでクランクケースがアウト。
クリスマスツリーなんて俗称で呼ばれているパーツもサヨウナラ。
シリンダーのベースパッキンはなんと！2枚入っていてラッキー。
じゃないね。
古いの剥がして組まなかったんだ・・・
とにかく、エンジンが駄目だったという予想外な結果になりガックリ。
そんなお知らせをお客様にし辛くて
電話する前にコーヒー入れて一服つけてみたりする心弱い俺。
ばらしたエンジンを一度オーナー様に見てもらうことに。
という事で
作業台からエンジン撤去。
車両も
リフトから退場。
そしてリフトに残るのは、今日ばらした50ｓのエンジンパーツとP200Eのエンジンパーツ。
置き場作らないとリフトが狭い。
リフトの上にお次の車両、PX200FL2を乗せる前にその場所作りだな～。
という事で今からどこに置き場を作るか考えます。
といった感じで今夜はこれにて。
サヨウナラ