アジアンタイフーン by KBの遠藤
本日は、エンジンがかからないという状態で入庫してきたVESPA 150SPRINT VELOCE。
キックを踏むと、ピコピコピコと、エンジンのブリザーから吸入音が・・・
こりゃ、クランクシャフトのオイルシールが抜けたかな。ってな訳で、エンジンオーバーホール決定。
早速ばらし始めて、シリンダーヘットを取った瞬間、

ピストンヘドに何か打ち付けられた様な痕があり、コリャヤバイかも・・・嫌な空気がプンプン匂ってきて、怖い。と思いつつ、シリンダーを外すと、

サヨウナラ~~~~
ガッツリと焼き付いてしまってます。。。
そして、問題のクランクシャフトのオイルシールは。。。

飛び出してきてしまっただけではなく、欠けちゃってます。。。
どうやら、いなくなったオイルシールの破片がシリンダーやピストンに回って、結果、ピストン&シリンダーが傷だらけ。となったようです。
これまた重症患者となりました。。。
このエンジン、一度日本国内でオーバーホールされたような形跡がありますが、

古いガスケットをキチンと剥さずに新しいガスケットを使っている時点で、その仕事っプリは、想像つきますね。
明日は、恐怖のお見積り。を出さねば。
そんな訳で、オーナー様、ある意味、予想通りの状況でした(笑)
やはり、やばい所の出身。な車輌かも???
おっと、そろそろ、毎週日曜恒例のバンド練習の時間が。。。
そんな訳で、オチもつけずにこれにて。
イッテキマ~ス