寒い！乗らない！その前に

寒い。
というか、朝は氷が張る気温なのに昼は暖かい。
気温差がえぐい。
こんな感じで寒くなってくると、ベスパに乗らない、なんて方も出てきますね。
本当なら、月に一度位はベスパに乗らない冬季期間でもエンジンをかけてほしいところですが、乗らないとなると、つい放置、なんてもありがち。
放置しちゃうって方、乗らなくなる前にやっておいた方がありますよ！
それは、キャブレター内のガソリンを抜いておくこと。
といってもバラシて抜くわけではなく、エンジンをかけるだけ。
まずは、いつもと違い、ガソリンのコックは左に倒れた、Cのまま

OFFの状態で

エンジンスタート。
そしてそのままエンジンをかけっ放しで

止まるまで放置。
フューエルホース内、キャブレター内のガソリンも燃えきるまでちょっと時間がかかる。
エンジンが止まったら、ガソリンコックは変わらずOFFのまま

今度はチョークレバーを引いて

エンジンを再度かける。
チョークは引いたまま

再度エンジンをかける。
チョークレバーは引っ張ったまま、そのままエンジン止まるまで放置。
今度はすぐにエンジン止まると思いますが。
これで、キャブレター内のガソリンをほぼ使い切った状態となります。
数か月後、暖かくなってきたから乗りますか、となった際もエンジンがかかりやすい状態。
これをやらないまま放置して、更に、数か月間エンジンかけずに置いておくと、キャブレター内に残っていたガソリンが劣化してしまい、エンジン不動となってしまったり。
キャブレター内のガソリンさえ抜けていればダメージ少な目。
あと、眠らせる前はガソリンなるべく満タンにしておいた方がいいとは思いますが、気をつけなきゃいけないのが

ガソリンの量。
画像に写るフューエルコック、

長い真鍮のパイプの上までガソリンを入れていると、いくらコックをオフにしても、パイプの上面より下に油面が来るまでガソリンはオンの状態になってしまいます。
と言う事は、そうです、キャブレターのガソリンを抜く作業をやってみても、一向にエンジンが止まらない、そんな方はガソリン入れすぎかも。
自分は実験していないので断言できませんが、入れておくガソリンはハイオクの方が劣化しにくいとは言われていますね。
気を遣う方、乗らなくなる前だけハイオク給油するってのもできる対策の一つではないかと。

ってここまで、以前も同じこと書いたことがある気がする。
けどいつ書いたか忘れたので再度書いてみました。

まとめると

• ガソリンは満タン（フューエルコックの長いパイプの上まで油面が来ない程度で）。
• ガソリンのコックはオフのままにする。
• エンジンをかける。
• エンジンをかけたまま放置してエンジンが止まるのを待つ。
• エンジンが止まる。
• エンジンが止まったらチョークを引いて再度エンジン始動。
• チョークレバーは戻さず再びエンジンが止まるのを待つ。
  

こんな感じになりますね。
冬季休眠だけではなく、長期海外出張とか、数か月間乗れないなって時はやってみてください。
ただ、これやったからといって、半年放置とかは素直にエンジンがかかる率低くなってくるとは思いますが。
それでもダメージは少ないと思いますよ。

なんにせよ、真冬も乗れる環境にいる地域に住んでいる皆さん、寒くても、たまには乗ってあげましょう！
それが正解。
ってな感じでソレデハ

違う曲貼り付けようかと思ったら、お勧めに出てきた。
後でみよう