小さな事からコツコツと by K.B.の遠藤
昨日、修理で入庫した50s。本日から作業をスタート。
修理。と言うか、操作系を軽く出来ないか?との、女性のお客様からの依頼だったので、先ずは、K.B.で販売した車輌ではないので現状確認の為に試運転。
してみたら、リアブレーキをかけるとエンジンストップ。
まぁ、ストップランプの球切れ(50sと100は点火回路にストップランプも関係していて、球切れを起こすとエンジンストップ。とてもありがた~い・・・ありがた迷惑な構造)ってなお約束。
電球交換しようと思ったら、

ギボシまで塗装が・・・多少剥がれているんで通電はしていますが、ギボシが塗装されてて良い事なんて1つも無いんで、ヤスリでシコシコ塗装を剥がす。
その最中、

アースをとる所がガタガタになっている事が発覚。
キチンとかしめ直してテールランプ関係の作業終了。
お次は、ウィンカースイッチ。

矢印の所(ピンボケ写真ですいません)のサークリップさんが家出してしまったようで、スイッチノブの位置が定まらない為に時々接触不良を起こして点灯しませんでした。
キチンとサークリップをつけて上げてウィンカースイッチの作業終了。
サークリップ1個無いが故に、ウィンカースイッチ丸ごと新品に交換。なんて素敵な修理方法もありますがね(笑)
そして本題。シフトを軽くしたい。という希望をどう叶えるか。
元の状態が重ければやりやすいんですが、この車輌は幸いな?事に、結構軽い方だったり。
そんな訳で、ケーブルの取り回し等を何パターンも試して、操作が1番軽くなるケーブルの取り回しに変更。これはどうよ。こっっちはどうよ。と試す度に試運転。
地味~にコツコツと。
ベスパに限りませんが、ケーブル関係の取り回しって結構重要です。チョッと変えるだけで嘘みたいに操作感が軽くなったり。
しかし、人の感覚ってのは、微妙なもんで、何回も試運転している内に、どのパターンが軽いのかが、だんだん分からなくなってきちゃったり。麻痺しちゃいました(笑)
そんな訳で、本日の自分のお仕事を、明日の自分が再チェック。
それでO.Kが出れば、無事、作業終了。となります。
さて、どんなもんでしょ。
まぁ、納得できるまでやるだけですね。
なんて事を思いつつ、本当は、今日から1週間禁酒するぞ~!なんて決意をしていた昼間の自分を裏切り、ガッツリ酔っ払い・・・
どんなもんでしょ・・・
オヤスミナサイ