気を引き締めて、ナットは締めて by KBの遠藤

今日は、朝一番で、ストックしていたvespa125GTRの旅立つ先が決まりました。
納車先が決まったばかりのVespa 125GTR
ビシッと、サクッとオーバーホールして、必ず、今月中に納車させて頂きますね~(笑)

っで、修理に取り掛かったP125Xは、クランクシャフトのベアリングのガタにより、オーバーホール決定。
これまた、超特急で仕上げますね~。
明日からスタート。

っで、今日は、この間、完成しいた。と書きつつ、まだフューエルタンクを組んでいなかったET3に、
フューエルタンクを組み込み整備完了したET3
洗浄したフューエルタンクを組み込み、完成!
チョロっと最終試運転など。
帰ってきて、店の前にET3を置いて、ちょっとトイレへ。
スッキリして外へ行くと、、、なんと、、、不意を突いて、雨・・・
この間ビッチリ磨いてピッカピカだったのに
雨に濡れてしまったET3の外装
濡れちゃいまして、なんだこりゃ。
もう一度磨く羽目に。
なんともね。。。
このET3、走行700km。
程度最高!
と、エンジンばらし始めるまでは思っていたんですが、最初に、フライホイールを外した瞬間、、、。ガックリトホホ。
損傷したET3のクランクシャフト
クランクが、アウト。
当然、相方のフライホイールも、セットで
傷んだフライホイールの写真
サヨナラ。
原因は、前オーナーが、フライホイールのセンターナットをキチンと締めていないまま乗ってしまった事ですね。
まっ、お約束っちゃお約束な、残念な故障。ではなく、典型的な、いじり壊された感じですね。
フライホイールやクラッチ、ドライブシャフト等、キチンと締めることが出来る環境にない方は、外さない事をお勧めします。
締めたつもりでも、締まっていない。
というまま乗ってると、確実に、要エンジンオーバーホールとなります。

クラッチナットの締め付けトルクは 4.0~4.5kg/m
フライホイールのセンターナットは 6.0~6.5kg/m

つうか、データがkg/mの時点で、古いですね(笑)

けど、KB的にはいいんですよ。だって、使っている工具が
昭和感漂う年代物のトルクレンチ
年代物のトルクレンチですから。
当然、単位はkg/m。
問題など、欠片も無し(笑)

兎に角、キチンと締めましょう。
でないと、泣きをみるのは自分です。
お気を付け下さい。

今回は、中古車整備の車輛だったので、泣きを見たのは、KBです。
新品クランク投入する羽目になりましたからね~(涙)

ってな感じで、明日からもヤル事たくさんあるんで気合入れて頑張りま~す!
明日への活力。
アルコール様を体内に取り込みつつ、今夜もサヨナラオヤスミナサイ

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