磨き作業に描き作業 by KBの遠藤

本日は、冷たい風がピューピューと吹いていましたが、自分は店に籠って、中古車整備の最終作業となる、ボディー磨きなどやていました。
中古車整備中のベスパ、白く酸化したレッグシールドモールとフロアレール
長期間放置されていたベスパだと、レッグシールドのモールやら、フロアレールやら、アルミのパーツが酸化して白く粉ふいちゃってたりしていて、ボディーがある程度綺麗な場合、なんだかそこが汚いってだけで汚らしいベスパに見えてしまったり。
そんな時は磨けば良いのですが、どう磨くの?ってお話ですよね。

という本日のネタ。そんな進行。

用意するもの。
磨き作業に使うマスキングテープ、スチールウール、金属用コンパウンド
マスキングテープ(養生テープ)、スチールウール(自分はそう呼んでいましたが。)コンパウンド(金属磨き)。
あと、もしあれば便利なのが
白い粉を削り取るために使う金属製の小さなヘラ
金属のヘラのような物。
どれもが、気が利いていないようなショボイ感じのホームセンターでも手に入るものですね。

先ずは、磨きの作業の前に
フロアレール周辺に丁寧にマスキングテープを貼った状態
フロアレールの周りにマスキングテープをはって塗装部分を保護しておきます。
これをやらないと、ボディーを綺麗に見せたいから作業したのに、作業が終わってみたら、ボディーが傷だらけで余計汚くトホホホホ・・・となってしまいますので要注意。
っで、マスキングをしたら次
スチールウールでフロアレールを磨いている作業中の手元
スチールウールでフロアレールをゴシゴシとこすってあげます。
するとあらま。
結構これだけでも綺麗になっちゃうんですよ。

しかし、時に、あまりに酸化が進んでいて、軽くこすっても中々綺麗にならない、なんて事もあります。
そんな時に登場するのが
酸化してこびりついた白い粉を金属ヘラでこすり落としている様子
金属のヘラ的な物。
これで、こびり付いた白い粉をこそぎ落としてあげてからスチールウールでこすると、作業効率アップです。
っが、鉄でアルミをこすると、当然、アルミが負けます。
本気でゴシゴシやっちゃったりしないで下さい、
優しく、焦らず、さらりと表面をこする程度で。

次は、コンパウンドを布に付けて、レールをゴシゴシ。
ここで大切な事は、ボディーの状態に合わせた輝きの程度で仕上げる事ですね。
磨けばピッカピカになりますが、そんなにボディーが綺麗じゃない、そこそこヤレたベスパでレールをピカピカに磨き倒すと、確実に、レールの放つ輝きが浮いちゃって、レールだけが自己主張して全体の雰囲気を損ねる事になります。
ボディーがピッカピカなベスパの場合は、ビッカビカまで仕上げても浮くことはありませんが。
そこら辺は、ご自分の好みでやっちゃえば良しですね。
そこそこ綺麗になったフロアレールの仕上がり写真
今回は、そこそこ綺麗になれば。な感じで磨きました。
手コキ  いや、手抜きではなく、上記のような理由でボディー状態に合わせました。

整備作業となると、自分じゃ中々ね・・・
という方も、磨くだけなら出来ちゃうんじゃない?
時間と愛情のある方は磨いてあげるのも良いのではないかと。
更に愛着が。
なんて事は言いませんが、自分で普段やらない事をやると、なんとなく、作業が終わってもウキウキしたりしますよね。
道具買うまでは・・・
なんて方、KBまでご来店して頂くことが可能なら、店の前でシコシコ磨いちゃってください。
道具等、無料でお貸ししますんで。
やりたい方は、ご自由に使ってください。
お気軽に「道具だせっ!」と言ってください。
そんな言い方されたら、確実に「嫌で~す」と言って貸さないけど(笑)

そんな感じで今夜はこれにて。
サヨウナラ。

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