イタリアンデザイン by KBの遠藤

最近、と言っても、「遅いっ!今更!」って突っ込みが入りそうだけど、気になって気になって仕方が無いスクーターが1台。。。
それは、PIAGGIO ZIP!

PIAGGIO ZIPのリアビューを写した一枚

今ではもう生産されていませんが。と言うより、新車で売っている頃は、レースなどで使われたり、ベースとしての評判は良かったんですが、自分的には、正直、何だこのダサいデザイン。。。
と思っていました。
っが、最近、修理で入ってきたZIPをよ~く見たら、、、物凄く、計算され尽くされたデザイン。とでも言うんですか。そのデザインの凄さに、、、首ったけ(古っ)

PIAGGIO ZIPを斜め前から見た全体写真

何だか、ミクロマン的なヘッドライトカバーとメーターカバーの一体感。

スピードメーターのアップ写真(4610km)

メーターフェイスに散らされたPIAGGIOの文字も。

ZIPロゴ(バイナリ柄入り)を拡大した写真

エンブレムのZIPの文字の上に被る2進法な0&1も。

サイドカバーとウィンカー周辺

サイドのウィンカーレンズに流れる一連のデザインも。

テールランプを上から見た写真

その流れが行き着くテールも。
どれをとっても奇抜なデザインなのに、、、車体として、トータルデザインってな感じで見てみると、あ~ら不思議。何一つ破綻することなく、ごく普通な感じでまとめてる。。。
これは凄い!誰がデザインしたんでしょうか?
気になります。まぁ、KBは取り扱い店なのに、何で知らないんだよ?と言われればそれまでなんですが、、、とても気になります。どなたか、ZIPをデザインしたデザイナーを知っている方が居たら、教えてください。お願いします。このデザイナーの他の作品も観たいです。

このZIP。もはや、工業デザインと言うより、現代アートの世界ですね。
ニューヨーク近代美術館に収蔵されてもおかしくない位の完成度。
イタリアンデザインの凄さを、今更ながらに思い知らされました。
ベスパと共に、こんな凄い車輌を世に送り出したPIAGGIOに乾杯!
な、今夜です。
そんな訳でヘベレケ。
それにしても、今、新車で扱っていない車輌をベタ褒めした所で、商売的には・・・
あんまりにもカッコいいからって、KB社長のKに、ZIPの中古車仕入れませんか?と提案したところで・・・
オチとしては、誰にも見向きもされず、自分自身でお買い上げ(提案した責任を取って)となる事は、、、確実ですね(笑)
なら、最初から、自分で購入しちゃおうかな!何て、酔っ払いの勢いで(笑)
とにかく、オヤスミナサイ。

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