変態さん いらっしゃ~いCOSA2 by KBの遠藤

突然ですが、ハンドチェンジのVESPAの最終進化形のモデルっていうと、何を思い浮かべますか?
vespa200FL2?
あれはあれで最終モデルだとは思いますが、進化したハンドチェンジモデルといったらやはり、
石壁を背景にしたCOSA2の全体外観
COSA2ですね~!
オートマモデルのような容姿ですが、キチンと
ハンドチェンジ仕様であることがわかるクラッチレバー周辺
ハンドチェンジです(笑)
1980年代後半から販売されていたこのベスパ。
PXとは、一味も、二味も、三味も違います。
まずは
油圧式ドラムブレーキの仕組みが見える足元
前後ドラムブレーキなんですが、油圧式のブレーキ!
リアブレーキペダルを踏み込めば、あ~ら不思議。フロントブレーキも連動して効いちゃいます。
そしてなんと!
シート下に広がるヘルメットインスペース
メットイン。
素敵~!
スイッチ類に目をやると
ハンドル左にあるライトとパッシングスイッチ類のクローズアップ

HI LOの切り替えはプッシュなボタンでパチパチと。
更に、パッシングも出来ちゃいます!
と言っても、パッシングする機会などいつあるのか?という気もしますが。。。

フロントBOXも
開いた状態のフロントボックス内側
パカリと
閉じた状態のフロントボックス、COSA2のロゴも見える
容量はPXより少なくなってはいますが、その分、メットインスペースがありますからね~。

メーターには
タコメーター付きメーター。走行距離は252km
タコメーターも付いています!
そして、COSA2の一番の売りは、やはり
アルミ製シリンダーがチラリと覗くエンジン周辺
アルミシリンダー!
ハンドチェンジのベスパでアルミシリンダーを採用しているのは、PX125T5とCOSA2だけ!!!
といっても、PXシリーズと全く違う外観の割りに、エンジン自体は、
COSA2のエンジンユニット全景、冷却ファンも見える
ギヤ比等の細かい違いはありますが、ほぼPX。

他にも、シフトが、ケーブルではなくロットとなっているので、カチャカチャと小気味良かったり。
フューエルコック&チョークもオートで楽々だったり。
違いは多数。
進化していますね~!
っが、その進化した部分が諸刃の刃といった感じで、数々のトラブルが発生したりするんですが(笑)
特に、COSAと言ったら!
油圧ブレーキのトラブル・・・
といっても過言ではない位、トラブルが多いですね~。。。

当時は、この外観を見ると
リアから見たCOSA2のサイドビュー
・・・
となりましたが、今見ると、
メットインスペース確保のため盛り上がったテールデザイン
メットインにする為、上方向に膨らませたデザインが、破綻寸前。で、キワモノの空気をプンプンと感じさせてくれて、カッコイイですね~!

そして、このCOSA、お気付きの方もいるかもしれませんが、今の、LX、GTS先祖と言っても過言ではない位、プラスチックパネルとスチールモノコックボディーの組み合わせ方がそっくりだったり。

そんな素敵なCOSA2、入荷してきたものの、これを好き!という変態な方がどれだけいるのか・・・
KBコレクションになるのかな???
と思っていたら、いました!
あっさりと、一目惚れした方が(笑)

走行距離が252km。
すぐ錆びてしまう
ピカピカのメッキが眩しいフロントショックのバネ部分
フロントショックのスプリングも、メッキがピカピカ輝きを保っていたり、ほぼ新車!な凄い奴。

オーナーになる方が羨ましいですね~!
自分も、正直、欲しいと思った1台でした。
明日からの連休中に納車させて頂く事に。
この、COSA2に乗れば、もう、立派な変態ベスパ乗りの仲間入り!
そして、10/11は、変態なベスパ乗りも,普通のベスパ乗りも集う、ベスパブランチですね~。
自分は、普通のお茶目なベスパ乗り、として参加しようかと。
あっ!書き忘れてた・・・
と言う訳で、今回は、これにて終了。
分かりやすいように、お店のお休みのお知らせを、別の記事として書き足しま~す・。

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