中古車整備なP125X その1 by KBの遠藤

昨日ご紹介したP125Xの整備を開始。

この車輌、かなり手こずらせてくれる雰囲気プンプンなもんで、これから、どんな感じで整備が進んでいくのか。を、苦し紛れにご紹介しようかと。

先ずは、オイルでデロンデロンになったフロアを見ながら整備するのは、どうにもこうにも気力が萎えるので、洗車からスタート。

オイル汚れを洗浄した後のP125Xのフロア部分

フロアのオイル汚れが落ちると、30年位前の車輌としては思いの他、程度の良いフロアがこんにちは。と言っても、多少の錆は発生していますが。これでも、Pとしては程度が良いほうです。大体のPは、フロアが錆でグスグス。穴が開いてるのも、ありがち。ですが、この車輌、オイル漏れでフロアがギトギトだったお蔭で、錆が発生するのをオイルコーティングで回避。と言う結果。

洗車を終えたら、キャブレターのオーバーホール。

どうせ、キャブレター内部でガソリンが腐ってまたまたデロンデロン・・・しかも臭っ。ってのがお約束。

外観も、そんな空気をプンプンと・・・

外観が汚れたP125Xのキャブレター

と思いきや、キャブレターの内部は、

内部が思いのほか綺麗なP125Xのキャブレター

あら素敵!汚れた外観とは裏腹に、とっても綺麗じゃありませんか!まぁ、わずかに残ったガソリンが固形化して、オーバーホールしなければいけない状態でしたが。。。

このキャブをばらす際、エアクリーナーを固定しているボルトがキチンとしまっていないで、緩~い状態でした。多分、吹き返したガソリンが、キャブレター全体に降りかかる。そのまま、暫く乗られることも無く放置。降りかかったガソリンがキャブの周りにコビレ付く。という状況だったのかな?ってな事が推察されます。

そんな、お汚れキャブは

キャブクリーナーに漬け置き中のP125Xキャブレター部品

暫しの間、キャブクリーナーぶっかけ撒くって、漬け置きタイム。

その間に、

固着していたP125Xのフロントブレーキドラム内部

固着して動きの渋かったフロントブレーキの分解整備。

なんですが、今夜は、この辺で・・・正直、気分が乗らないです・・・失意に満ちてる、落ちに落ちてる自分です・・・

実は、この間の夜の晩酌中、テレビのスイッチなんぞプチッと押してみると、そこに映るは、ヨーロッパの民族衣装に身を包んだ人達。

そして、その人達が手にアコーディオンやバイオリンなどの楽器を手にして奏でているのは、哀愁漂う、ヨーロッパな民謡。アイリッシュ民謡かな?なんて観ていると、ちょっと違う。けど、アイルランドの民謡とは、また違った良さを持つ曲で。

どうやら、イタリアは、シチリア地方の民謡。

って事で、酔った勢いでネット検索。5枚組のシチリア民謡CDが引っかかり、即購入(笑)

そのCDが届くのを、首を長~くして待っていたここ数日。

本日、帰宅してみると、そのCDが届いています!

購入したシチリア歌謡CD5枚組の外箱写真

早速、聴いてみると、何だか、おかしい。哀愁漂う。という所を突き抜けて、「暗~い」と言うのが正しい表現。。。

根本で、アコースティック楽器の編成の曲じゃない。。。

おかしいなこりゃ。と思い、再度、購入したCDをネットで再検索。

ふぅ。。。とてつもない間違いを犯していました。自分といったら・・・

結果。シチリア「民謡」のCDを購入したつもりが、、、実際に購入したのは、シチリア「歌謡」だったようで・・・

「歌謡」はいらね~よ!しかも5枚も・・・

と言っても、酔っ払いな買い物をした自分が悪い・・・と言う事は、重々承知。

そんな失意に満ちた、しかも、暗~いシチリア歌謡曲が流れるこの部屋で、晩酌しながらこのBlog書いてるもんで・・・酒は、、、進むね。テンション駄々落ち。酔っ払い。

真面目なP125Xの整備の様子はまた今度。っで。

オヤスミナサイ

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