ベスパ100 始めがこけてたご様子で・・・

昨日は色々とあり、昨日なんて1日が全て無駄となりいじけてブログも書かずに酒飲んで寝ちゃいました。
っでそんな事とは関係なく、ベスパ100の続き。
本日
試運転を終えたベスパ100

試運転完了。
気になった
細かい部分の修正作業

細かいところを修正して
ヘッドライトスイッチ配線の増し締め点検

ウィンカースイッチ同様だよね、ってなヘッドライトスイッチ配線も増し締めしたりチェックしたりして後は
錆取り剤処理中のフューエルタンク

明日、錆取り剤ぶっこんであるフューエルタンクを洗浄すれば作業完了。
そんな試運転の前にトラブル。
まずは、オーバーホールしただけでオーバーフローチェックしていなかったキャブレターのテスト。
すると、キャブレターからガソリンが垂れてくる。
よ~く観察すると、オーバーフローしている時とは違う場所から漏れてくる。
何事だ?と思ったらなんと
巣が入ったフロートチャンバー

フロートチャンバーに巣が入っている。
光に翳しても光は漏れてこないんだけど、確実に巣が入っていてガソリン漏れ。
こんなのは初めて。
フロートチャンバーを組んでエンジン始動。
すると、いろいろと駄目。
吹けも悪けりゃ回転落ちも悪い。
キャブレターとマニホールドの相性が悪く、キャブとマニホールドの接合部からバンバン空気吸っちゃってます。
結局、フロートチャンバー交換したキャブレターはアウト。キャブレター交換となってしまいました。
そして、エンジン始動となった際、フライホイール付近から異音が聞こえてくる。
エンジンを組む際、仮組みからケース本締め、クラッチ組んだ時、そんなタイミングでクランクを手で回して異音等チェックしているので中の問題じゃない事は分かる。
エンジンオーバーホールの際、気になったところがありました。
それは
削った痕跡が残るクランクケース

クランクケース。フライホイールが擦ってしまうのか何やら削った痕跡がありました。
それかな?と思いフライホイールを外したら、まだクランクケースとフライホイールが接触しているご様子。
結論としては、クランクケースではなく
不良品だったフライホイール

フライホイールが不良品。
新車を納車したショップさん、若しくはPIAGGIO、どちらかがクランクケースとフライホイールが接触しちゃうからという事でケースを削ったようですが、フライホイールとクランクの篏合も甘い。
違うフライホイールを組んだらバッチリOK。一件落着!
キャブレターにしてもフライホイールにしてもお見積もりには入っていないパーツ。
100のフライホイールに至っては貴重なお品となっています。
ここまで作業しなきゃ分からない事だったので仕方ないんですが、悪くないのに感じてしまう罪悪感。
今回の100は20年寝ていたのを起こすというより、工場からの出荷状態が駄目駄目だったのを販売されて20年以上たった今になってから正常に戻してあげる納車整備作業となったようで。
これで普通の100になりました。
といった感じでタンク組めば作業完了。
さて、まだやる事があるのでこの辺で。
サヨウナラ

K.B.SCOOTERS

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