これでスタート地点に by KBの遠藤

なんだか最近、まともなブログ書いていない気もしますが、それは昔からか。
などと思いつつ、今日は、真面目に進行していこうかと。
長期間眠っていたP200Eベスパの全体写真
永い眠りについていたvespaP200Eを復活させるお仕事を頂きました。
いや、頂いていたんですが、手が付かずにお待たせしていましたが、やっとスタートしてます。
先ずは、お見積り&作業予定を立てる為に
キャブレターのオーバーホールとエンジン始動準備
キャブレターをオーバーホールしてエンジン始動させて、ちょっと走って様子見。
と思っていたら、あらま。
劣化して縮んだフューエルホース
フューエルホースが劣化して縮んでいて、キャブのオーバーホールと共に、ホース交換してからじゃないと始まらないご様子。
ホース交換という事は、フューエルタンクを外すという事になります。
となると、これを機会に、タンクを外した時に出来る事はやっておいた方がいいか。
と思い、作業開始。
あっ、一応、この辺はご依頼いただいた際、オーナー様と先にお話させて頂いていたので作業進めています。

っで、タンク外した時にやっておく事と言えば
Pシリーズで定番の緑の配線修理
Pのお約束、
メインキーとCDIを繋いでいる緑の配線の修理。
修理というか、配線を一本新たに引っ張り直す作業ですね。
あとできる事
劣化した白いオイルタンクと交換用部品
オイルタンクの交換。
P~初期のPXに使われていた白いオイルタンクは必ず交換してます。
プラスチックが劣化して、何時割れてもおかしくない状態になっていますから。
ついでに、オイル点検窓はアルミの強化タイプに。

洗浄前のフューエルタンク内部の様子
フューエルの中は綺麗でしたが、念の為、一度洗浄。
フューエルコックは、乾いたガソリンの粕がかなり溜まっていて詰まり気味でしたので
ガソリン粕が溜まったフューエルコック
溶かして洗浄。
するんですが、古いフューエルコックは
真鍮パイプの状態を点検中のフューエルコック
真鍮のパイプが割れていたり、ぐらついていたりすることがあります。
要注意。
このフューエルコックの真鍮パイプは大丈夫でした。

あとは
発電コイルからの配線交換作業中
発電コイルから出ている配線類も交換。

そこまでやったところで、本日はタイムアップ。
明日、フューエルタンクを組み込んで、エンジン始動。
乗ってみて。
と思ったら、雨???
嫌なタイミング。

あと今の段階で分かっているやるべき事は、前後のタイヤ&チューブ交換位かな。

Pシリーズ、製造されてから30年位は経っています。
これらの作業は、最低限やっておくべき事となりますね。



といったところで、今日は予定が入っているのでこの辺で。

文章書きながらオナラなどもしないで、今日はキチンと真面目に書きました。

時間が無かったので集中して、サクッと書けたかな。
そんな感じでサヨウナラ

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