抜け緩み熱燗湯豆腐 by KBの遠藤
シフトチェンジが出来なくなったという事で入庫してきたPX200E、セレクターボックスかシフトロッドの緩みかな?
と判断してセレクターボックス開けてみたら

中からポロリとピンが落ちてきました。

↑の写真の矢印の先にある、本来は圧入されているピンが抜け落ちてきちゃってました。
アッサリと原因判明。
念の為

シフトロッドも点検。
こちらも、緩んでました。
増し締めでいけるのか?
微妙なライン。
オーナー様と相談して、増し締めした状態でしばらく走って頂き、再度点検。
で、緩んでなければOKかな。
といった感じで軽く試運転して整備完了!
と思ったら、エンジンがかからない。
いや、正確には、かけられません。
キックを踏み下ろしてもスカスカ。
これは、シフトの入りが悪いのに無理やり乗ってしまってたからクラッチに負担がかかってクラッチ終了しちゃったのか?
と思いバラしてみたら

どうした事か、クラッチのフリクションプレートが真っ黒焦げ・・・

新品との比較。
こんな事になってしまった理由は、分かりません。
っが、シフトの入りが悪かった事とは何一つ関係有りませんね~。
謎は残るけど、原因は分かったから交換するだけ。
なんだけど、原因が分からないからスッキリしない。
けど、いくら考えても分かる訳もなく・・・
明日、ミッションオイルを抜いてみます。
もしかすると、ミッションオイルの量が少なくなっているかもしれません。
しかし、ミッションオイルがほとんど入っていなかったりすると、また違うトラブルが起きている事になりますね~。
そうな事になっていない事を祈りつつ、今夜は久しぶりに熱燗&湯豆腐で一杯やりますか。
といった感じで、今夜は独り鍋決定。
さっさと帰ろう。
サヨウナラ