Pオレンジ×2

ブログをサボっていた間に、
納車されたP125Xと記念撮影された場面
P125Xを納車させて頂きました!
お買い上げいただき有難うございました。
お買い上げ頂いたお客様は、増田製綿工場の増田さん。
ここ3年で、PX200E~PX200E~P125Xと諸事情により乗り換え続きなお客様(笑)
P125X、長く乗って頂けたら嬉しいです。
このP125X、整備している間に愛着湧いてきてしまって自分で乗りたくなってしまい、、、お別れの時が悲しい時間になっていました。
Pシリーズ、走行距離が少ない車両でも製造されてから約30年の時が。
結構手を入れなければ安心して乗れませんね~。

そして今は、
エンジンオーバーホール中のオレンジ色のP150X
これまたオレンジのP150Xのエンジンオーバーホール中。
この車両、チョコチョコと修理のご依頼を頂き手を入れながら乗り続けてたんですが、ついに
オイルシールが破損したクランクシャフト
クランクシャフトのオイルシールが昇天。
そしてオーバーホールとなりました。
以前から、エンジンから聞こえる異音が大きく、いつかはエンジン開けなきゃ駄目ですね。
という話をお客様としていたのですが、ついにその時が、といった感じです。
オイルシールを外そうとしたら
パリパリに劣化したオイルシールの破片
パッキパキ。
完全に硬化していてプラスチック状態。
開けてビックリだったんですが、このP、どうやら現オーナー様が乗る前に、長期間休眠状態だったようで、クランクケース内、固形化したガソリンが張り付いていました。
クランクのビックエンドベアリングにも錆が・・・
クランクサイドにオイルシールが擦れた痕跡
そしてクランクサイドには飛び出してきていたいオイルシールがこすれた痕跡。
このまま乗ってたらオイルシールが砕け散り、最悪の場合、クランクケースもアウトとなるところでした。
アウトだけど、ギリギリセーフなタイミングでのオーバーホールでしたね~。
ボチボチな距離走っているエンジンなので、オイルシール以外も、ギア関連やら何やら多数のパーツが消耗しているのでそちらも要交換。
バリッと復活させてまた通勤で活躍して頂きましょう!

Pシリーズにお乗りの皆様、一度もエンジンオーバーホールしたことが無い車両だと、結構ヤバいです。
最悪の事態となる前に、一度エンジン割ってオイルシール交換はした方が良いと思いますよ~。


それにしても、雪、降るのかな?
試運転仕事が数台あるので雪積もって残ったりしたら嫌ですね~。
嫌すぎる。
降ってもいいから積もりませんように。
さて、作業開始といきますか!
ソレデハ

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