ハンドルくるくる by KBの遠藤

本日は、強風、雨。。。
最悪の天気。
午前中から、いろいろと溜まっていた「お見積もり」などした後は、修理でお預かりしているvespaP200Eの、ハンドルパイプの分解、洗浄、給油作業。
P/PXは、頭がパカっと開くので、作業効率は良いんですが、そのかわりに、ウィンカースイッチを外さないと、ハンドルパイプが抜けないから厄介ですね。
作業開始時のP200Eハンドルパイプ周辺の状態。配線の様子が見える。
配線を引っこ抜かなくても、余った配線を下から送り出してあげれば
ハンドルパイプを下側から引き抜く途中の作業。スイッチ配線が確認できる。
ハンドルパイプは抜けますが、ハンドルパイプの錆が酷かったり、ウィンカースイッチの配線が怪しい時などは、キチンとスイッチ配線を引っこ抜いて作業してあげた方がいいですよね~。

今回は、作業ついでに
ヘッドライトソケットに接続されている配線。ガバガバの状態。
ヘットライトソケットに来ている配線類が、ゆるゆるガバガバになっていたので、
劣化したギボシ端子を新しい物に交換した様子。
ギボシ端子を付け替えてあげました。
ソケット内部の接点や配線接続部を磨いた後の状態。金属部分が光る。
ソケット側も、配線が刺さる部分、ヘットライトバルブのお尻が触る部分などは、ピカピカに磨いてあげたり。

約30年前に作られたベスパです。
作業ついでに、気になった所をチョコチョコと修正してあげれば、安心感がUP。
まだまだ現役でいけるでしょ!
このP200Eは、以前、エンジン関係等の配線や、フロントフォークのベアリング等を修理させて頂きました。
今回の作業で、エンジン内部以外は、ある程度整備してあげる事が出来たんじゃないかな。

ハンドルパイプのグリスアップ。
これ、操作感がが劇的に良くなる為、体感速度は146%アップ!
腕の負担も半分位になちゃいます。
元の状態にもよりますが。
ちょっと重いかな~。
と思っている方、一度、分解する事をおススメします。
特に、個人売買で買われた方などは、最初から重くなっていたりするので、「ベスパってこんな物」と思って乗っている方が多いんですが、一度、キチンとハンドル周りを整備してあげると、感激して、涙ポロポロ出てしまう位、乗りやすくなりますよ~!
特に、スモールボディーのベスパは、ハンドルパイプが2重になっている為、グリスが切れていると、重~くなりがち。
要注意!
あっ、手首を鍛えたい!という方は、そのまま乗ってれば、手首の力はアップ!アップ!
楽しくベスパに乗りつつ、手首を強化!
そのまま乗り続けるのが良いのではないかと(笑)

それにしても、今日吹いてた風ったらね~、生温くて、気持ち悪いくらいでしたね。
作業途中に、遂に、あの!
赤いベスパのハンドルに脱いだグレーのスウェットが掛けられている。
ツナギの下に着ていたユニクロのスウェットを脱ぎ捨てましたよ。
まだ、下は履いてたけど(笑)

ありゃ、そろそろ、今夜は用事があるので去らなきゃいけない時間となったようで。
真面目に書いちゃったな。今日の俺。
そんな感じで、サヨウナラ

\ 最新情報をチェック /