センターOK? by KBの遠藤

本日は、午後から雨の予報。
雨が降ってない午前中の内に、と急いで、草むしりなどした後に、
午前中に試運転したPX125FL2
点検でお預かりしていたvespa PX125FL2の試運転。

このFL、オーナー様は購入したてのほやほや。
本格的に乗り出す前に、点検を。と言った感じで持ち込まれました。

来歴が分からないベスパだったので、FL系のお約束。
リアドラムのセンターナットを点検中
リアドラムのセンターナットのチェック!
してみたら・・・
指で回せるほど緩んだセンターナット
既にナットは緩んでいて、指でクルクル回せる状況・・・

こりゃまずい事に。
と思いつつ、ドライブシャフトのチェック。
減りかけたドライブシャフトをチェック
少し減ってしまっていますが、OKレベル。
センターナットが緩んだまま走行し続けると、ドライブシャフトの山が、ツルンツルンに減ってしまって、エンジンオーバーホールコース。
早期発見だったので、惨事とはならずに一安心。
相手側のドラムも
ドラム側のダメージも確認
少しダメージはありますが、許容範囲です。

そしてお次!
クラッチの点検。
クラッチ内の部品が破損寸前の状態
センターナットはキチンとしまっていましたが、小さな部品が破損していて、転落寸前・・・
こちらも、惨事となる一歩手前でホッと一安心。

この車輌、乗り出す前に点検しておいて、大正解!
そのまま乗っていたら、少し乗ったらエンジンオーバーホールしなければいけない状況となっていましたね~。
本当に、オーナー様の「取り合えず点検」が余計な出費を抑える事が出来ました。
他にも、フロントブレーキ関係や諸々点検。

点検作業、最後の〆は
ミラー部のナット内側にグリス塗布作業
ミラーのステーとナットの内側に、グリスを塗って、組みなおし。
これは、重要な作業です。
ここが錆付くと、ライトカバーを外すのに一苦労。
先にグリスを塗っておけば、転ばぬ先の。

PXが新車でラインナップされていた当時は、納車整備の際、上記のナット2つをキチンと締めていなかった為に、僅か数千キロのって、エンジンオーバーホール。となってしまった車輌が多数運び込まれてきました。
キチンとしたベスパ屋さん出身なら安心ですが、そうでない車輌の場合、怪しいです。かなり。
走行距離が少ないし。買ったばかりだし。
なんて感じで安心してると、泣きをみる事に。
一度点検してみては良いのではないかと。




さ~て。そろそろ、自分のツーリングに行きたい欲求タンクは、満タンになりそうです。
ゴールデンウィークが終わったら、数日間、突発的にお休みを頂き、バッチン バッチン、ベスパで走り回ってやろうかと。
そんな妄想しつつ、今夜は晩酌。
突発的に。は、お客様にご迷惑お掛けする事になるので、現実世界の中では、キチンと事前にお休みのお知らせを告知しますが(笑)

けど、そんな縛られた感じでいいのか自分?
常に「衝動」。
それが自分じゃない?
けど、いい歳してるんだから「衝動」は・・・

闘っております。
今夜は、闘いつつ晩酌ですよ!
勝敗は、この先のお休みのお知らせが【突発的か】 【余裕を持って告知か】。
どちらになるか確認していただければ判るのではないかと。

バンドも含めた音楽関係の趣味も。。。。

何にせよ、時間が無い!
って事は、自分の心の中で、あれやりたいっ!これやりたいっ!ってな欲求がバンバン溜まってきて、テンション上がって悪い事ではないですね~。

何事も、テンションあげなきゃ始まらない。

今夜も晩酌絶好調。

そんな夜です。
オヤスミナサイ

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