不動から実働でスタートライン

今日は案外と暇でした。
ということで新しい修理車両に着手。
先程、無事
試運転は済ませましたが、今日作業したここまでの過程
試運転は済ませましたが、今日作業したここまでの過程。
エンジンかからなくなって入庫してきたvespa50s。
他にもあれこれ修理依頼を頂きました。
最初の点検
火が飛んでるかどうかチェック
火が飛んでるかどうかチェック。
プラグ真っ黒。
プラグ交換で無事、エンジン始動。
したんですが、調子悪い。
吹けが悪かったり、始動性がよくなかったり。
それ以前に、プラグが真っ黒ってのがおかしいですね。
吹けの悪さの感じだと、点火系ではなく微妙にチョークレバーを引いているような感じでした。
チョークレバーをチェックすると
チョークレバーのステーが不良品で遊びが無い状態
ボディーに溶接されてるチョークレバーのステーが不良品でチョークケーブルに遊びが無い状態。
ステーをグイッとモンキーで挟んで曲げて修正
ステーをグイッとモンキーで挟んで曲げて修正完了。
これ、たまにあります。
この50s、新車の時から調子悪かったんじゃないかな。
ワンオーナー車なのでオーナー様は今まで苦労されたのではないかと思います。
っで、再度エンジン始動。
エンジンの吹け上がりは改善されましたが、まだなんとなく調子が出ていない感じ。
あれこれ点検すると
キャブレターのバンドが緩んでいました
キャブレターのバンドが緩んでいました。
これで少しは良くなったけど、アイドリングで何度もエンジンストップ。
車体の下見たら
ガソリンお漏らし
ガソリンお漏らし。
オーバーフローが激しいようで。
という事でどちらにせよキャブはオーバーホールしなきゃ駄目かとばらしてみたら
キャブの内部はゴミだらけ
キャブの内部はゴミだらけ。
これ、キャブレターの中でガソリンが固形化したとかではなくて、フューエルタンクからやってきているんじゃないの?

ガソリンタンクの中をチェック
チェック。
目立つような大きなゴミは混入していなかったけど念の為、入っていたガソリンを捨て去りタンク洗浄。
キャブとタンクを組み直したら調子出ました!
さて、試運転へ。
と走り出したけど、すぐにUターン。
クラッチがズルンズルンに滑っててスピード上がりません。
走行2000km弱。
まだクラッチが消耗するような距離じゃないんですが、クラッチ滑ってる。
原因は
クラッチケーブルの張りすぎ
クラッチケーブルの張りすぎ。
遊びが全くない状態。
適正な遊びを付けてあげて再スタート。
今度はバッチリ。
と言いたい所ですが、まだ微妙にクラッチ滑りな症状が残っています。
半クラ状態で乗り続けていたのでクラッチのフリクションプレートが焦げちゃったんじゃないかな?
クラッチオーバーホール決定。
他には、フロントとリアタイヤはひび割れで要交換。
スロットルもシフトもとんでもなく動きが渋い
スロットルもシフトもとんでもなく動きが渋い。
根性ないと乗れません。
左右のハンドルパイプをバラしてグリスアップしてあげなきゃ駄目ですね。
といったところでしょうか。
オーナー様、お見積りなお電話明日させて頂きます。

書いた。
真面目に書いたよ。
久しぶりに真面目に書いた。
といっても、役に立たないような情報ばかりですね。
ゴメンナサイ。
さて、あと少しでビールにありつける。
最後の事務仕事頑張る。
ソレデハ

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