終わり? 始まり  by KBの遠藤

ぱっと見きれいなオレンジ色のvespa125GTRのフロントビュー
ぱっとみ綺麗なvespa125GTR。
っが、よ~く見ると、いや、よく見なくても
vespa125GTRのステップ部分に広がるサビの様子

エンジンカバー周辺の腐食とサビが目立つクローズアップ

塗装が大きく剥がれたサイドカウルのアップ

やれやれで錆々だったりして。
かなり良い味で出てますね~。
ボディーはこのままで、エンジンをオーバーホール。
というご依頼で入庫してきた車輌です。
外観はRATな感じでエンジン絶好調!
ってのは、自分好み。
素敵な選択ではないかと。

っが、この車輌、元々は実働だったんですが、オーナー様が、ハンドルロックのキーを紛失。
そのまま、放置。する事1年位かな?
当然、エンジンはかからない状態に。
となってしまっていたので、まずは
分解され洗浄中のキャブレターとパーツトレイ
キャブレターのオーバーホールから始めました~。

エンジンばらすのに何故キャブから?
と言う疑問をお持ちの方もいるかと思います。
そう思うのも当然ですね~。
確かにチャッチャとエンジンばらしてしまえばいいんだけど、それだと、元の状態が分かりませんよね~。
それでもオーバーホールすることは全然出来るんですが、一度、ばらす前にエンジンをかけて試運転。
電装系も含めた状態を把握してから、エンジンのオーバーホールを開始したほうが、エンジンも含めた車体の状況がキチンと把握できますからね~。
後の整備もしやすかったりします。
急がば回れ。方式で修理を進めていこうかと。

あっ、この間まで整備していた50sは、整備を途中で断念。
と言う方向で動いています。
エンジンを
ベスパ50sのエンジン下部の錆びたファン周辺
かけて乗ってみたんですが、エンジンの状態が余りにも・・・・
さらに、フロントフォーク等にも問題が大有りで、取り替えなければいけない部品が多数あるだけではなく、エンジンも開けなきゃ駄目だし、さらに、フロント周りの整備となると・・・

予算的に、そこまでかけていいかどうか。悩みどころですね~。
最終的に、キチンとした状態にする為には、かなり手を入れないと駄目な状況。
ベース車輌をもっと状態が良い物にチェンジ。
もしくは、整備済みの車輌に乗り換える。
そんな選択肢のほうが正解なのではないかと。
今回は、ちょっと元の状態が酷かったですね~・・・
こんな時もあります。
週明けにでも、倉庫に行ってベース車輌を探してみようかと。
オーナー様、少々お待ち下さい。

そして本日も、着々と、冬支度。
冬のお泊り必須アイテム。
物干しに天日干しされた冬用の寝袋
寝袋を天日干し(笑)
床に直でゴロン。
には寒い季節がやってきました。

自分のP200E、寒くなってきて、上から下までエンジンがんがん回ります!
っが、回りすぎ。
危ない位回るので
手に持たれたメインジェットのクローズアップ
焼き付く前に、メインジェットを変更。
ノーマルの車輌は、こんな作業しなくても大丈夫ですが。

グローブも、革の薄いグローブではちょっと寒いかな。
と思い、本日から、冬用のグローブに変更。
ミンクオイルと手入れされた黒い冬用グローブ
しようと思い引っ張り出してみたら、カビだらけ~。。。
綺麗にカビを落としてあげたんで、今シーズンも頑張ってもらいましょ。

それにしてもこうなると、あっという間に、、、年末がやってきますね~。。。
今年1年、何をやれたのか。
なんて事を考えながら晩酌なんかしていると、お酒が「不味~~~」となってしまうので、来年は、どんな良い1年になるのかな~?
なんてポジティブに     なれませ~ん(苦笑)
まっ、全ては流れ。
流れに身を任せて生きてりゃいいか。
アハハハハ~
な感じで今夜も乾杯!
オヤスミナサイ

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