最後が大事と実感保管

本日レッカーされてきた
レッカーで搬入されたベスパPX200FL2

ベスパPX200FL2、
2005年に新車で購入されたPX200FL2の右側面

2005年に新車にてご購入して頂きその後
保管されていたPX200FL2の全体外観

少し乗った後に保管していたのを復活させたいとの事での入庫。
まだ手がつかないから店内に入れようとしたら、やばい臭いが漂ってくる・・・
こりゃガソリン逝ってるな・・・
とひと嗅ぎすれば分かるあの臭い。
どうよ?
内部が劣化したフューエルタンク

とチェックしたらフューエルタンク内はアウト。
そのまま店内で保管するとヤバい臭いを発し続ける事になるので急遽、フューエルタンクを取り外すことに。
強烈でした。
フューエルゲージセンサー部に固着したガソリン

フューエルゲージのセンサーのカプラーのところにも揮発したガソリンが回っていて固着。
中々抜けなかった。
タンクだけじゃなくセンサーもアウト。
取り外したキャブレターの外観

タンク外したついでにキャブレターもバラシてキャブクリーナーに漬け置いとくかと思ったら
内部が比較的綺麗なキャブレター

少し粉拭いててオーバーホールが必要な状態ではありましたが綺麗!
素晴らしい。
オーナー様、最後に乗った時にガソリンコックをOFFにして止まるまで置いておいたという事で、それが効いてますね!
良好な状態のクランクケース内部

クランクケース内もガソリンが固着した様子無く状態良し。
タンクがあれだとケース内に溜まったガソリンが固まってエンジンオーバーホールとなってもおかしくない状態。
キャブレター内のガソリン使い切ってあって本当に良かった。
皆様も、数年乗らないかななんて思った時はキャブレターのガソリン無くなるまでエンジンかけておいた方がいいですよ~。
数か月でもやっておいた方がいいですね。
今回はタンクはアウトでしたがダメージは軽かった。
簡単に復活しそうです。
といっても、長い事動いてない車両なのでハンドルパイプのグリスなども固まって動きが渋い。
外からの注油で軽くなればいいんだけどな。
という作業をする時にFL以降の車両は
錆びたミラーボルトの固定部

ミラーのボルトが錆びて固着していて緩まない。
どうしましょ。
なんて事が多々あります。
っが、大丈夫!
新車の納車整備の際にグリスを塗って組んでおいたからボルトはすぐに回りました。
タンク等のパーツが揃ったら合間に作業進めましょう。
さて今夜はこの辺で。
サヨウナラ

K.B.SCOOTERS

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