適当ツーリンング。ボケッと懐かしく切なく 1日目 by KBの遠藤

2連休で行って参りましたツーリング。
今回の目的地は、茨城・栃木・福島の県境。
目的地にたどり着く前に
常陸大子駅の駅舎とポスト、自動販売機が並ぶ駅前の風景
茨城県大子町。
以前立ち寄って写真撮影したのに、画像データが行方不明になっていたので、再度、写真を撮るために
緑に囲まれた場所に建つ白壁の蔵、水戸藩郷校文武館文庫
こんな倉に。
これ、水戸藩郷校 文武館文庫。
残念な事に
文武館文庫の外壁に大きく入った震災のひび割れ
ここにも震災の傷跡が・・・
この文武館、天狗党も関連していたりします。
っが、だれも興味がないだろうから端折りま~す(笑)
っで、ここのすぐ近所には
木々に囲まれた静かな境内に建つ木造の神社社殿
こんな神社があります。
蒟蒻神社の木製の社号額に記された「蒟蒻神社」の文字
蒟蒻神社。
この大子町、江戸時代、ここに住んでいた藤右衛門さんの発見により、日本にコンニャク革命をもたらした、コンニャクにとって記念すべき土地。
そして、革命はコンニャク世界だけではなく、コンニャクで潤った資金で幕末水戸の志士達を支援して、日本という国に革命が()’&%E$&'()'()=
まっ、この辺も、だれも興味がないだろうから端折りま~す。
詳しくは
コンニャクWiki
もしくは、古書屋さんで
1989年10月号の雑誌「常陽藝文」、こんにゃく特集の表紙
常陽芸文 1989年10月号を探して読んでみてもいいかもしれませんね!
コンニャクの歴史入門な感じですよ~。

っで、そんな大子町、さらに奥に行くと、今回のツーリングの目的地、
八溝山山頂にある展望台の白い建物と青空
八溝山山頂の展望台。
このブログにも何回も登場しているこの場所、なんとなく疲れた時などに訪れてボケッとすると、不思議とスッキリする大好きな場所。
ここで
八溝山山頂から眺める、広がる山々と澄んだ空の景色
1時間ほどボケ~っとして良い時間。
これで、今回のツーリングの目的は終えた感じです(笑)
っで、今回は無計画に【栃木県なんとなく日帰りじゃ行きづらい場所適当に走ってみるツーリング】とする事に。
先ずは、八溝山から下山して、栃木県伊王野の道の駅で
ざるそばと炊き込みご飯、天ぷらが並ぶ満足感たっぷりの食事セット
手打ちそばをズルり。
何度か食べていますが、いつ食べても満足できます。

そっからは、山間の良い感じの道を気持ちよ~く
田植えが終わったばかりの水田と白いベスパ、山々に囲まれた静かな農村風景
適当に走っている内に、白河市の看板。
あれ、白河市という事は、栃木県じゃなくて福島県だ。
ついでに
史跡「白河関跡」の石碑と狛犬、茅葺き屋根の小屋が並ぶ歴史的な一角
白河の関を見物。

その後、農道などに迷い込みながら
のどかな田園風景を走るベスパ、緑に囲まれた農道の風景
気付いてみたら、福島県郡山市に。

途中、どうしても行ってみたかった
二本松市にある観世寺の門、鬼婆伝説の霊場「安達ヶ原黒塚」と書かれた看板
福島県二本松市の観世寺へ。
辿りついた時間が遅くて閉館していたが、
伝説の鬼婆の墓とされる「黒塚」、苔むした石や供養塔が立ち並ぶ静かな空間
鬼婆のお墓といわれる黒塚は観ることができた。

その後、無事に福島市に入り、
福島市の信夫山から眺めた市街地と山々、夕方の穏やかな風景
信夫山に登って景色を眺め、夜は
福島の居酒屋で出された牛肉の炒め物とビール、テーブルの上の美味しそうな晩酌セット
福島の居酒屋で美味しいご飯とお酒。
語られる原発の問題、地域の課題、未来への不安。
それでも、今を生きる人々と酌み交わす一夜は、特別な時間になりました。

そんな、予定外に予定外な所に行ってみたツーリング1日目。

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