10年に一度は年末に by KBの遠藤

本日作業したのは、火が飛ばなくなったというvespa50s。
夜の工場内に停められたベスパ50S、個性的な外装が印象的
このBlogに何度か登場している、ラットな奴です。

原因は、
銅線がむき出しになった劣化した配線端子
ボロボロになった配線だったんですが、その配線に辿り着く前に、なんじゃこりゃ!な光景が目の中に飛び込んできました。

フライホイールが
羽根が大きく割れたフライホイールの破損部
割れていますよ。
割れちゃっています。
裏から見ても中心部に近いところまでクラックが・・・
磁石も剥がれかかっているし。

オーナー曰く。
「走っていたら、パーンと激しい音がした。」
との事ですが、鉄の塊のフライホイールが、走行中に、割れたの?
何故?
何か異物が、ファンカバーの中に入って、フライホイールに噛み込んで。。。
って、そんな事の起こる確率って、どの位?
自分が、今年中に結婚する(アジアの方々との偽装結婚を除く)位、有り得ない事だと思うんだけど。
しかし、現実には、破片も発見されたし。
前から割れていた。
って線は薄いんですよね~。

まっ、フライホイールが割れたのがエンジンストップの原因じゃない。ってのも凄い気もするけど(笑)

人生、やはり、何が起こるか分かりませんね~。
こんなケースは、10年位ベスパを整備していますが、初めてです。
生きてりゃ色々あるもんですね~。

今年も終わり行こうかという今日という日に、こんなにビックリな出来事が待っているとは。

そして本日は、そんなネタしか転がっていなかった訳で、あっさりと去り行きま~す。
オヤスミナサイ

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