Rally通信 エンジン編 その8
ドラムをはめる前に、ドライブシャフトのギザギザ部分(セレーションと言う。セレーションは、ギザギザの山が▲で、スプラインの山は■なのです。)にグリスを塗っておく。
モリブデン入りや、ワコーズのブレーキプロテクター(ワコーズからお金を貰っている。)などの、硬めのグリスがよい。
ドライブシャフトナットが緩むとこのセレーションがナメてしまい、ギヤ入れてクラッチつないでも走らね~・・・致命傷に陥ります。ドラムはアルミですが、セレーション部分は鉄が鋳込んでありますので、金属同士の接触を少しでも防ぐわけです。
ドライブシャフトナットはたまには増し締めです。(割りピンが入っていたとしても)
タイヤを持って左右にゆすぶってみれば、コトコトするのはボールベアリングの遊びでOK!ガクガクしたら、危ないです。
磨いたハブキャップを付けて、エンジンコンプリーテッド!
つづく・・・