昨日の続き。
誰も興味がないだろう車載工具検証。
今日はケーブル交換。
使う道具は
レザーマンのナイフ(プライヤー・ワイヤーカッター機能付き)
レザーマンのナイフ。
これは、プライヤーの代わり。
と、ワイヤーカットするニッパーは必要ないやと積んでいなかったんだけど積んでないと困る場合が多数となると思い追加。
その二つの機能はこのナイフに備わっているのでレザーマンを選択。
積む工具が増えたと思われそうだけど、元々
ビクトリノックスのナイフ
何かの為にとビクトリノックスのナイフも積んでいたので持ち物は減ったことになる。
ビクトリノックスについては
こちら
↑に、工具を最低限しか持たない理由と共に書いてあるので興味ある方いましたらチェックしてみてください。
っで、工具チェック。
レバー側の作業:+ドライバーと8mmメガネで対応
レバー側は、+ドライバーと8mmのメガネでOK。
シフト、スロットルケーブル交換の時はライトカバーを開けなきゃアプローチ出来ないけど、それは昨日の電球交換の時に確認済み。
っで、クラッチケーブルがレバー側で切れた際、ケーブルが奥に引っ込んじゃってつかみにくい時がある。
そんな時は
レザーマンのプライヤーでケーブル端を掴む
レザーマンのプライヤーで掴めることを確認。
エンジン側は
薄く削った7mm/8mmスパナ(エンジン側用)
薄く削った7mmと8mmのスパナを積んであるので作業OK。
スロットル、シフトケーブルはタイコのところでプチンと切れて、プーリーから残ってしまったタイコが中々外せない時がある。
そんな時は
ピアノ線の自作工具でタイコを除去
ピアノ線曲げて作った自作工具でタイコをグリグリすれば除去できる。
これも積んであるからOK(スモールのプーリーじゃない限り必要ないと思うけど。)
問題はスロットルケーブル。
店ならキャブレター側でニップルを半田付けしてますが出先では無理。
ガス式の半田ごてなんて積んでたら荷物が増えるだけ。
代わりに
汎用タイプのワイヤーニップル
こんなワイヤーニップルを使用。
ワイヤーニップル固定作業

締める作業もOKと思ったら
分離給油車ではニップルが干渉して入らない例
分離給油の車両じゃニップルが入らない。
干渉部を削ってニップルが入るように加工
入るように削りました。
加工後に使用可能になった状態
これで使える。
けど、ものすごく作業し辛い。
スロットルケーブルはもう一種類、先ほど半田付けしているといった
ニップル一体型のスロットルケーブル
ニップルが付いているケーブルがあります。
このケーブルを使用するときは、頭からケーブルを入れるのではなくキャブレター側からケーブルを入れて
キャブレター側から入れてネジ止めタイコで固定
ネジ止めするタイコで固定します。
ライトカバーが外れるラージボディーの場合、こっちの方が作業しやすいかも。
スモールなんかはキャブレター側でニップル固定した方がやりやすいと思うけど。
混合給油のラージボディーもキャブレター側のニップルで問題なく固定できるからそちらの方が良いんじゃないかな。
クラッチ/シフト用のワイヤー引き
クラッチ/シフトはワイヤー引きも積んであるからそれで作業すればOK。
作業しやすいようにワイヤーニップルとワイヤー引きの間に入れるスリーブも積んであるのでOK。
っで、話は飛んだけど、スロットルケーブルだけは余ったインナーケーブルをカットしなきゃダメ。
購入してから一度も試していなかった
レザーマンのワイヤーカッターでインナーケーブルを切断
レザーマンのワイヤーカッターを恐る恐る使ってみたら、あっさり切れた。
という事でワイヤーカットもクリア。
どうせ切れないんだろ?と思っていたので切れ味良くてちょっとビックリ。
っで、ワイヤー交換の主役道具の
柄を短く加工したワイヤー引き
ワイヤー引きは、柄が長くて邪魔なんでカット。
短くしても使用感はそのままのワイヤー引き
短くしても戦闘力ダウンはしない。
出先では省略するグリス
ワイヤーに塗るグリスは、出先じゃ手が汚れるし要らないな。
車載工具から外れて頂くことに。
帰ってきてから再度グリス塗って新しいケーブルに交換すればいいのさ。
ワイヤー交換はこれでOK。
と思ったら、シフトケーブル交換の時に
ファンカバー/セレクターユニット固定のマイナスネジ
ファンカバーとセレクターユニットを固定しているマイナスネジを外さなきゃダメ。
それは積んでいなかったので
追加したマイナスドライバー
追加。
っで、後は問題のタイヤ交換。
エクステンションバーで柄を延長
エクステンションバーをお尻に挿して柄を延長。
13mmのソケットを取り付け
13mmソケットでホイールナットを緩める/本締め
いざ勝負。
何の勝負かというと、工具が細いしラチェットも壊れそうだしで、ここまで検証したのにこれに耐えられなかったら工具が壊れて水の泡。
どうよ?と緩めてみたら、工具が壊れることなく緩んだ。
本締めもOK。
という事で、電球、ワイヤー、タイヤ交換は全てクリア。
車載工具一式(検証後のセット)
こんな車載工具となりました。
積む道具は
  • 7mm/8mm/10mm/11mm/13mmのソケット。
  • +各種/-各種のビット/ビット変換アダプタ-
  • 7mm/8mmスパナ
  • 8mm/10mmオフセットメガネレンチ
  • マルチパーパスビットラチェット
  • ワイヤー引き
  • ピアノ線自作工具
  • レザーマンのナイフ(モデル名なんだっけ?ワイヤーカッターが付いている奴)
  • プラグレンチ
  • スパークプラグ
  • 各種インナーワイヤー、ニップル

そんなところですね。
っで、なぜコンパクト化したかったかというと、ツーリング用途以外でも長距離試運転の時にも持っていきたかったからなんですよ。
キャブレターセッティングの時なんか以外はプラグとプラグレンチくらいしか持っていかなかったので、これからは保険としてワイヤー交換位は出来る道具も持って走ろうかと。
小さく軽くまとまった工具袋
小さくまとまったし軽くもなったので目的達成。
探せばもっといい工具あるんだろうけど、目的は果たせたのでこれでいいや。
何か、画期的な工具を見つけた時は入れ替え戦すればいいかな。
っで、これら工具はトラブルが起きない限り使われれことなく袋の中に仕舞われたままの工具となります。
工具袋を開けてコンニチハする機会がない事を祈るのみ。

っで最後に、本日11/29(日)は急遽なんですが外出業務が入り17時までの営業となります。
すみません。
といった感じで作業に戻ります。
ソレデハ


K.B.SCOOTERS

千葉県柏市東柏2-11-3

☎ 04-7160-3732

営業時間:月~金 12:00~19:00 / 土日祝 11:00~19:00

定休日:水曜・第3木曜

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